空に向かって

今回は生花サンシュユを生けました。

はじめに先生が生け花は足で生けるという言葉を教えてくださりとても印象的でした。

自ら野山に出て花材を採りに行くことは都内では中々難しいけれど、美術館で最新の芸術を知り感性を高めたり、生ける前に出生を調べることでできることはないかということでした。

サンシュユの写真をみてみると、春のおとづれを告げるかのような鮮やかな黄色い小花が、青空に向かって広々と伸びゆく様が美しく、そんな景色を器の中で表現してみたいと思いました。

しかし、真の腰をいれるのに折れてしまうのではないかと恐れたり、太い木の入れ方に迷ったり、中々思うようにいかず、先生に手本を見せていただきながらようやく完成することができました。

いつか先生のように生けられるよう、今後もお稽古に励みたいと思いました。

真梨菜

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