初めてのミツマタ

ミツマタという木は紙の原料というのは知っていましたが、実際にはその枝も花も見たことがありませんでした。

実際に根元の方から枝先までどの枝も3本に分かれていて「木が3本に別れるのを覚えているの?」と不思議感が一杯。

花は一見すると枯れかけた沈丁花のようでしたが、なんとも侘び寂びをかんじる趣です。
対するカーネーションは目立つピンクの大ぶりの花。

最初はミツマタの3本の枝の連続とその先についたポンポンのような花を強調して目立つように
上から下へ三ッ枝だと花が連続するように縦長に行けました。
先生には横長の花器に合わせたB案も考えてはと言われました。

そういえば花器を選んだ時点では横への広がりをイメージしていたのを思い出し、
ミツマタは左右に伸びる位置にして背丈も低くなりました。

花器と花が合わさって一つの作品ということを改めて納得しました。

安藤

101carat

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