古典立花ゼミに行ってきました

皆様 おはようございます
おかわりございませんか
私は昨日まで 京都家元 池坊中央研修学院
総合特別科
 森部隆特命教授の「古典立花ゼミ」に参加し
三日間 修業してまいりました
現在 池坊中央研修学院は 感染症対策をしっかりとしながら
全国からの門弟さんが 研修をしています

初日、二日目は 大作制作でした これは後日紹介いたしますが
今日は最終日に立てた 立て花 をご紹介いたします

立て花は 室町時代に始まった 立花の元となるもの
元木(もとき)と下草(したくさ)で構成され 花丈も小ぶりです
当時このような立て花を 室内に飾った人の眼差しは
何を 見ていたのでしょうか
不安定な戦乱が多い都で 季節の花に 心鎮まるひとときを
過ごしていたのでしょう

 立て花

花材 桂、深山蓮華、松、リョウブ、柘榴、セキショウ
花丈 花器の一倍半から二倍まで
花器 陶器立て花用

美しい葉色の桂を元木 中段には小さな深山蓮華
梅雨の合間 遠く山に吹きわたる風を
感じていただければ嬉しいです

初めてご一緒する 全国より集まったゼミ生の皆様
明るく穏やかで 熱心な方ばかり これからが楽しみです
森部先生 古典立花ゼミの皆様 
第一期 大変お世話になり 有難うございました

昨夜は久しぶりの爆睡 起きたら東京! 
夢だったのかなと思うくらい
今は 東京の三教室の皆に 早くお会いしたいです
お話したいことが たくさんあります

皆様
どうぞ 穏やかな週末をお過ごしくださいませ

森由華

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