初めての花木 

初めての花木 梅の一種生け花材を開けると様々な枝振りの梅の木々が目に飛び込んできてとても手に負えなさそうに思えました。

森先生のご指導でなんとか役枝を決めて、1本1本いけていくと生け手の思いとは別に梅の木自身が自己主張しているような存在感です。

とはいえやはり最後は先生の大幅な手直しを経て完成。生け手より梅の木に勝負あったという初体験でした。

「東風吹かば にほいおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな」

天満宮の飛び梅は九州に流された道真公をおって一夜にして都から飛んできたそうです。
梅の木はいつの時代も主人(生け手)思いのようです。

安藤

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