春の便り
久しぶりの自由花でした
外は凍てつく冷たい風が吹く中
真っ赤なチューリップがもう春の便りを運んできます
茎が柔らかく花が下を向いてしまい
水が上がって茎がまっすぐ立ってくれないかと四苦八苦していましたが
森先生から茎の曲線を生かして剣山に指すときもそり返り気味に指してみてはと
アドバイスを頂き、優雅な曲線のチューリップに仕上がりました
茎を真っ直ぐにしたいという自分の中の理想を追うのではなく
その時その時のあるがままの姿を生かしていくことが大切ですね
花形 自由花
花材 チューリップ、雪柳、キキョウラン、スターチス
ちなみに家に帰って生け直したら、翌日には茎が真っ直ぐに
3日ほどたつと茎がフニャッと曲がって花が下を向いてどうにも立ち上がらなくなりました
時間の経過とともに変わる姿が不思議であるとともに味わいを感じさせました
安藤