水無月の立て花

皆様 こんばんは
月曜の夜 いかがお過ごしでしょうか
湿った風に 梅雨が近くまで来たような
新緑も 色が濃くなってきました

土曜日曜と私は 御茶ノ水教室で 
杜若カラーをメインに 立花をお稽古
最近 立花を始める方が多くなりました
自由花生花をいけながら
立ち並ぶ立花
目にして 刺激されるメンバーもいます

いけばなbijoux御茶ノ水教室が出来 九年余り
いつの間にか 全ての花形が教室に溢れ
季節の花木の生命力に 魅了されながら
黙々といける皆 それぞれの成長に
愛おしさを感じる 今日この頃です

先週は 私自身もアップデイトをするべく
京都家元で 五作をいけてきました

その中から 今夜は梅雨にぴったり
🟪🟦水無月の立て花を ご紹介いたしますね

高さ60cm程の小ぶりな立て花 古書にも 
花丈は花瓶の一丈半から二丈まで となっています

🟪🟩
花形 立て花
花材 笹百合、椰子、紫陽花、縞太井、煙り草、蘭

池坊展時の クラシックな花材とは違い
思うままに 好きな花を集め短い時間で立てる
楽しさに溢れた ひとときでした

立て花は これからの立花としてさらに
注目されていくと思います

立花の原点と言われる立て花が 未来にも
新しさを加えて 生かされていく
可能性が多様な 立て花をこれからも
研究していきたい と思います


いつか 皆でお稽古したいな✨✨



森由華