七夕の自由花

久々の自由花でした。


実は当日までお稽古の日が七夕であることはすっかり忘れていたのですが、先生のお話で思い出し、七夕をテーマに活けることにしました。

(余談ですが、お恥ずかしながら、七夕は技量上達を祈願することも初めて知りました。先生がお稽古中に何気なく話してくださる内容がいつも楽しみです。)

普段、あまり具体的なイメージを持って活けることがなかったのですが、七夕自体に具体的なイメージがあったので、いつもより活けたいイメージはすぐに浮かんだ気がします。

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花形 自由花
花材 ルリタマアザミ、ガーベラ、ドラセナ、アスター

まず、星々が集まる天の川と、植物の群生が、わたしの中でイメージとして重なりました。

なので、今回は花々がギュッと寄り添うように活けました。その中でスッと上に伸びるガーベラが織姫と彦星です。

季節を感じるということは、心に少しゆとりをもって、優しくなれる瞬間だなぁ。と感じた1日でした。


小林祐希

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