向日葵の立花に秋の色合いで

この夏二度目の向日葵でのお稽古。
大暑から立秋へと季節が流れる中で、今回の花材たちは秋の訪れが近いことを教えてくれるような色合いでした。

向日葵の顔つきを十分に吟味し、真と請それぞれに2本ずつ使って、全体のリズムを出すことに注力しました。

上段のオクロレウカコバンソウの軽やかな空気感を、流枝のタニワタリが量感を持って受け止める様子が、新鮮なバランスを感じさせてくれました。

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花形 立花正風体
花材 向日葵、オクロレウカ、タニワタリ、竜胆、著莪、鳴子ラン、グリーンスケール、ルスカス、タマシダ、撫子

まだまだ酷暑や残暑が続くと思いますが、季節の草花たちから涼を感じながら、
乗り越えていきましょう。

宮師

101carat

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