旧七夕会に思う
皆様、おはようございます。昨日で六日間にわたる旧七夕会池坊全国華道展が終わりました。麻布橘会支所からの代表として、藤井美佳さんも頑張ってくれました。有難う‼️
連日、賑やかな会場。来場者はコロナ禍前よりも多く、海外からの方も増え、様々な言語が飛び交って。
全国からの池坊人が集まるため、懐かしい顔や先輩先生の声に、ご挨拶できるのが嬉しく、また本部スタッフの皆様ともお話がたくさん出来ました。このような大規模の花展を運営する側の大変さを思うとともに、そのような場所に出瓶出来る私たちは、なるべく襟を正し良い作品をいけるべく頑張らなくてはと改めて考えました。
花席空間に余裕をもたせる、花形の約束事をきちんと守る、自分一人でいけられる作品をいける、体調を整えながらベストを尽くす 等々。
花をいける意味 何でしょうか。
華道は究極、孤独な世界、花と自分しかありません。
自身も精進しながら 伝えていくためにはどうしたらよいか。教える側にとっての大きな課題です。
されど、悩むのも楽し、華の道。
会場の入口、いけ手の名もなく飾られた花までもが清々しく。
今朝の京都は七度の寒さ。紅葉の見頃を迎えました。東京も寒くなります。
皆様、どうぞ体調には気をつけて、佳い一日をお過ごしください‼️
森由華