🟧🟪立花新風体の難しさ

<立花新風体の難しさを痛感>

  立花新風体を立てるときには一番大切にしている事、私は「直観」です。

  自分で選んだ花材では、前もってある程度頭の中で考えてのぞみますが、

  お任せ花材の場合は、その場で判断し構成を考えなくてななりません。

  花材の束を開く時のワクワク感と緊張の一瞬、そしてオープンした時の何とも言えない感じ。

  いっきに突き落とされる感じから自分の気持ちを立て直して向き合う。

  正解のない型、だからこその時間の始まりだと思います。

  ただ、何度か立てるうちに、どうしても自分の好きな型とか花材に偏っているなあ、と感じる今日この頃。

  何とか打破したいと、周りの皆様の作品を刺激に立ち向かいますが、

  もがけばもがくほど深みにはまる。迷いが生まれ泥沼状態。

  終了した時には疲労困憊。

  自分でも「よし!」と思える時も有れば、「ハア~」と落ち込むことも数知れず。

  でも、いつも森先生のアドバイスで立ち直る事ができるのです。

  今回は、最後の手直しの際にちょっとしたハプニングが。

  でもそのおかげで、モヤモヤしていたものがパッと解消されたのです。

  先生と二人で爆笑しながら、

  「でもこれが有るから楽しいんだ、新風体」と最後は笑顔で終える事が出来ました。松谷🔸

🟧🟪立花新風体

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