花展出瓶のご挨拶🟩 大谷寛さん

菊一色に向けて

準教授二級の大谷です。麻布橘会発会前の2017年からお稽古を始め、2023年より中研に通っております。

さまざまな菊で作り上げる菊一色の魅力に昨年初めて触れました。立花の中でも格式ある一色物に緊張を感じつつも、秋の菊それぞれの個性を生かした菊一色を華やかに立てられるよう、花展に向けてお稽古を重ねてまいります。

立花は池坊の原点と聞きます。実感としても、立花で学ぶ花葉茎に対する意識は生花にも自由花にも通ずるものがあります。

今回のお稽古では、シマフトイを主、デンファレを用で対比させ、グズマニアの花と葉をあしらってシマフトイが作る空間を整えました。

🟪🟩花形 生花新風体

花展をいけばなの学びを深める機会にできればと存じます。

大谷寛🟪🟩

池坊中央研修学院二年目の大谷さん、5月池坊展に続く登場です。まさにいろいろなことを吸収して、伸びていく時期。どのような菊一色が出来上がりますか、本番が楽しみです! 由華