初めてのくばり
先週の小雪舞う寒さから一転、日曜日のお稽古は日中18度という春の陽気の中で行われました。
今回は、3月末に控えた生花研究会のリハーサルも兼ね、自身初となる「くばり」を用いたお稽古に臨みました。
花材は彼岸桜の一種いけ、花形は生花正風体です。
講義の後、まずは「木取り」を丁寧に行い、役枝の構成を定めます。
枝の並びや太さをイメージしながら、実際に使用する「くばり」を先生に選んで頂きながら、
その選考のポイントも教わりました。
🟪花形 生花正風体
花材 彼岸桜

慣れない手つきではありましたが、森先生のご指導のもと、なんとか寸胴の中に全ての枝を収めることができました。
最後に「留木(とめぎ)」をパチンと嵌めると、水際が一点に美しく立ち上がります。
その清々しい姿を目の当たりにし、先人たちが積み上げてきた膨大な知識と技の集積に、深い感銘を覚えました。
同時に、現代の「剣山」という道具がいかに画期的で、いけばなに自由を与えてくれているのかを改めて再発見する機会にもなりました。
「くばり」による生花は、まだ入り口に立ったばかり。
これからも一つひとつの過程を大切に、研鑽を重ねていきたいと思います。
宮師雄一🟪

