良さを生かす
自由花研究会
野田先生の講義では、自分の好みではなく、そのものの「良さをいかす」ということ。
昔ながらの着物の反対色コーディネートのように「対比」を意識すること。
この二つが印象的でした。
午後の実技、ツルウメモドキ といえば、柔らかな曲線が好きですが、私の花材はしっかりとした直線的な枝でした。
まさに講義の内容を実践するのにぴったり。
たくさんついているオレンジとグリーンの実が可愛かったので前面に出しました。
オレンジと黄色が引き立つようブルースターを背後に。
そのあとがなかなかまとまらなくて苦戦しましたが、野田先生の手直しで素敵な作品となりました。
新しい表現にチャレンジすることができ、大変価値ある時間となりました。
他のみなさまの作品をゆっくり見れなかったのは残念でしたが、同じ花材でさまざまな表現を見る機会は貴重で面白いです。
遠方からお越しいただいた野田先生、企画運営してくださった森先生と実行委員のみなさま、ありがとうございました。
村澤