梅雨入りの立花🟧🟩

梅雨入り直後の立花会は、雨上がりの曇天スタート。ドウダンツツジを真・請・控の三か所に使い、目の覚めるような黄色の花を咲かせたキンシバイを副、流枝に用いた木がちの立花正風体のお稽古でした。

初めての花材を前に「どのように考えればよいか」と質問したところ、森先生からのお言葉は「当意即妙」。

なるほど・・・どんな状況でも機転を利かせて臨みなさい、とのことでした。

そのためのお稽古。怖がらず、学びの気持ちを忘れず、基本に忠実に、前へ進みましょうと受け取りました。

とにかく慎重に枝の声を聞きながら、それぞれの木が持つ性状を見極め、然るべき空間に梢が向かうよう心がけること6時間。気づけば、梅雨空はすっかり晴れて、綺麗な青空が広がっていました。

なんとか形にできたという達成感を味わいつつも、冷静に写真を見返しながら、

次回への課題を心に書き留めました。

🟧🟩花形 立花正風体

花材 アブラドウダンツツジ、キンシバイ、リアトリス、栂、シャガ、伊吹、キンマサキ、若松、タマシダ、撫子

毎回お稽古を重ねるたび、「どのくらい前へ進めているのだろう?」と不安になることもありますが、これからも「当意即妙」のスピリットを大切に、お稽古に臨んでいきたいと思います。

宮師🟧🟩

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