「KISEKI」軌跡 🟧薙野直子
「KISEKI 軌跡
花展サブタイトルのKISEKIは、麻布橘会の未来に向かう軌跡への思いだけでなく、池坊いけばなの今に至るまでの先人達の軌跡も辿っています。
会場に入りますと正面に森先生の大作です。輝くステンレスの花器(六本木ヒルズタワーのような?)に、呼応しあう2枚の大きなヤシ葉、松、梅もどき、ストレリチア等々と華やかで格調高い🟧立花新風体です。

壁面には記録に残る池坊の始まりの花「たてはな」から古典立花、菊の伝花、正風体、新風体と続く🟧立花群。

正面の森先生の大作と並ぶのは伝統の花器(泊船、お玄猪、四海波、鶴亀)の🟧生花正風体、生花新風体、自由花と立花新風体の砂物。

立花と対面の壁面には🟧生花群、一種生けから二種、三種、新風体。

そして会場中央には多様な花器に工夫を凝らした敷物に色とりどりの花の🟧自由花。


どの花形もそれぞれが満開の美しさで会場を飾っていました。
過去の点に過ぎない一作も その時代ならではの花であり、そこに至る時間や背景の中で変化を続けてきた池坊いけばなの軌跡でした。
🟧古典立花

受け継いでゆく変わらない美しさ、進化していく新たな美しさを今回の花展によって知り得たようで大きな学びとなりました。
ご指導くださいました森部教授、森先生、花展開催でご尽力くださった皆々様に深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。
薙野直子🟧
今花展で唯一の古典立花 迫力ありましたね 半年かけて学び出瓶くださり 有難うございました
こんな作品を立てたいと思う 後輩がたくさん出来たと思います これからもさらに躍進してください!

