池坊専宗様 🟥Special interview vol.1

2026年1月7日 午後6時30分

六本木ヒルズ セカンドウォーク南吹抜け 超大作新年花&池坊専宗様写真 前にて スペシャルインタビューをしました

🔳森

専宗様、本日はコラボレーションの最終日に会場の六本木ヒルズまでお越しくださいまして、有難うございます。皆、とても感激しています。後、五時間程で十二日間の展示が終わりますが、たくさんのメンバーが集まりましたので、記念に専宗様へインタビューをさせていただければと思います。宜しくお願いいたします。

先ず、令和八年が始まりました。新年の抱負についてお聞かせいただけますか。

🔳専宗さま 

一昨日(一月五日)の京都家元の初いけ式でも、私達花をいけるものが大事にしたいものが二つある、とお話ししました。

以前、法律の偉い先生が仰っていましたが、円というのは焦点(中心点)が一つで、それもいいけれど弁護士や法曹を学ぶ者は、個人の弁護をすると同時に、社会の共通の価値というか、その正義が少しずつでも守られることを願って社会全体にも尽くす、そのどちらも大切である。

個人も守って、社会も守る、それら二つの焦点を持つ楕円、楕円は二つ焦点があるのですが、その楕円の形を取るのが良い法曹の姿なんだと。それをよく覚えています。

我々も自分の技術が上手くなることを追い求めているだけでは、自己陶酔というか大衆の支持を失ってしまう、あるいは大衆に迎合していくばかりでは、いけばなの世界の深みが失われていく。そういう意味では、自らの技術を磨きつつも、社会に開かれている存在であるというこの二つを、自分で深めていくことで世界に繋がっていく。

どちらも大切にして、皆さんと一緒に花をいけていきたいと思います。

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東京大学法学部を卒業された専宗様、学びの中で池坊いけばなにも繋がるものをお話くださいました。「楕円」についても新たな発見、今年もいろいろなお話を伺いたいです。

インタビューはvol.2に続きます。どうぞお楽しみに!