華道家元池坊 初いけ式

華道家元池坊の 一年の始まりは
毎年五日に行われる 初いけ式より スタートします

お昼のNHKや 全国紙などで報道されるので 皆さんもご覧になったかもしれませんね

昨年ですと 千三百名ほどの門弟が 全国より集結する
京都の伝統的な行事 ともいわれますが

今年は 厳しいコロナ禍のこともあり 百六十名の門弟が
それぞれ 新年の思いをこめて
花をいけました

毎年 新春の清浄な空気が漂う
道場席には
池坊専永宗匠 池坊専好若宗匠をはじめとして
池坊を代表する教授陣の厳かな作品や 
報道写真のために 集まるお振袖組の初々しいいけばな 

私達麻布橘会グループよりは 高槻亮輔さんと 私が参加
高槻さんは初めての 初いけ式となります

初いけ作品 自由花
タイトル「花かんざし」

明るくて元気な舞妓さんがいるとパッとその場が華やぎます。
新春ならではの、健やかで明るい雰囲気を表現しました。

高槻亮輔
(花材)
・シュロ竹
・エピデンドラム
・千両
・雪柳
・椿

若宗匠 池坊専好様 御夫君 池坊雅史事務総長様の御巡視もありました
楽しい様子が伝わってきます

今年は初いけ後の 祝賀昼食会はありませんでしたが
宗匠 若宗匠の年頭のご挨拶を拝聴し 六角堂を眺めながら
池坊の歌を 参加者全員で静唱すると
京都に来られて よかったと 感慨深い思いが 込み上げてきました
伝統は「  一人でも続けたい 皆と守って 繋げたい 」という
バトンが重ならないと 成り立ちません
参加したいけれど 叶わなかった方の分も 襟を正し
初いけをいたしました

いつも超多忙の毎日を すごされている 
高槻さんが初参加した 初いけ式 
良い経験になったかと思います

私も 不安な毎日から しばし心を立て直すことが出来 よかったです

初いけ式をご準備くださり 私達を笑顔で 迎えてくださった

池坊家元本部の皆様 本当に有難うございました

東京で 精進いたします!

森由華

前の記事

富岳

次の記事

新春 しなやかに