リアルを大切に
池坊中央研修学院 特別科 土日コース最終学年の8年目、今回が最後の自由花の授業でした。
実技の課題にあわせて、思いついたアイデアをラフにデッサンしたり、構想を練り始めましたが、なんだかありきたりで楽しくないなぁ。
テーマを変えて考え直しましたが、準備が進まず、あぁ、時間がない。
玄関に置いてた花器が目に入り「!!」
原点に立ち帰り、ようやく創作の歯車が回り始めました。
「スマートフォンの世界から飛び出して、リアルな美しさ・情報を感じとろう」
小さな画面の向こうにはたくさんの知らない世界があり、知りたいことを教えてくれますが、知らなくていいことも目に入ってきます。
自分の目で見たリアルな光景や体感、人との関わりを大切に。そんな気持ちでいけました。
ちょっと角度を変えると、また違う見え方なのも、おもしろかったです。
講師の先生やクラスメイトにも好評をいただき、作品について感想や質問などお話しできたのも嬉しいことでした。
自分ではわからない「個性」も教えてもらいました。
見てくださる方々に楽しんでもらいたいなら、「ひらめき」と「ときめき」を忘れずに、自分も楽しまなくては。
もちろん、そこに至るまでの精進は怠りなく、残り少ない課程もしっかり取り組んでまいります。
はななす*