自由な心

残念ながら、自由花研究会の当日のスケジュールが合わず、特別に森先生が組んでくださった振替講義に参加しました。

最近は生花と立花のお稽古を交互に受けており、自由花を練習するのは実際に久しぶりでした。

確かに、「自由」な形に苦手意識を持っていました。

しかし、この度「自由」を意識的に取り入れてみることで、

池坊が築き上げてきた伝統的な花型がいかに深く考え抜かれ、構築されているかを再認識しました。

事実、以前の自由花の練習と比べ、型を体験した今の私は「自由」をより深く楽しむことができました。

これは、型の練習を通じて、花材の美しさをより鮮明に捉えることができるようになったからだと感じています。

この経験から、今後はより「自由」な心でいけばなとの向き合い方を模索していきたいと思います。

宮師