初いけ式の市琴さん

皆様おはようございます
昨日に続き 初いけ式の様子をお伝えいたしますが
今日のハイライトは 道場席の市琴さんです

家元道場席には振袖や袴姿の若手会員が集まり
専好若宗匠のアドバイスのもと 新春の花をいけます
今回は34名が参加 その中には一年半前から
いけばなを始めた 先斗町華藝倶楽部の舞妓
市琴さん
の姿も✨✨
19歳の素直な気持ちをこめ

「被災された方々に安らぎを感じてもらえるよう生けました」

と報道陣の取材に 答えていました

多くのテレビや新聞の取材に囲まれた時は
さすがに緊張したそうですが 花の力は
いろいろな場面で 人にも力を与えてくれます
市琴さんにとって 一生忘れられない初いけと
なったことでしょう

市琴さんは 私の弟子の高槻さんの門弟さん
高槻さんは コロナ禍の間 京都に滞在時に
先斗町の芸舞妓の皆様に 池坊いけばなを
丁寧に指導してきました
その努力が 実ってきたと言えますね
おめでとうございました

私にとっても可愛い可愛い孫弟子さん
こうして 花のご縁が繋がっていくのも
いけばなの魅力
これからは 生花もお稽古していきたいです!
と 抱負を語ってくれました

不穏な日々にも 光のさすようなひととき
専永宗匠 専好若宗匠をはじめ
華道会の皆様
には
このような素晴らしい機会を賜り
誠に有難うございました

さらに 精進して参ります


森由華