継続

京都家元で 古典立花ゼミを受講
今回は 二代専好宗匠の百十図を模写
四百年前の絵図を 元に忠実に再現するように

二代専好宗匠は 江戸時代初期の寛永年間に活躍し 立花を大成したと言われる池坊の第三十二代宗匠です

模写は全体の花丈も 細かい花材も 同じく
立体感は 想像しながら 立てていきます
「 枝垂柳と梅、松の立花 」
ゆったりとした 上段の枝垂柳の空間と
その下に広がる 緻密な中、下段の構成の対比が
見せ場だと 感じました

古典立花というと ドリルや鋸などを使い
腕力がないと大変な イメージがありますが
森部隆特命教授の 古典立花ゼミは 
女性でも扱える 手法を指導してくださるので
少しずつ 慣れてきました
メンバー皆様 和やかで明るい教室です

「 道 」のつく世界は継続することが一番重要
最近になって ようやく実感します

四百年前の スーパースター✨✨とコラボレーションした 気持ちになって約十時間をかけて 完成しました
模写の奥深さ 心に響きます
ここで得たものを ベースに
新しいもの 創り出せますように

森由華