金盞銀台


陰の花 水仙にかぎる
賞美すべき花なり


とは 池坊の花伝書より

寒風に揺れながら 健気に
凛と咲く姿が 愛おしい

花形 生花七種伝より
    水仙二株いけ


おめでたい正月にも 相応しい
究極のいけばな

中国では 一重の水仙を
金盞銀台というらしい
銀白の杯台に 黄金の盃をのせて
風雅な表現ですね

今月の生花に 初めていける方は
精進してください


森由華

101carat

次の記事

ひろがる!立花新風体