雨上がりの花散歩

早くも色づく紫陽花を横目に坂と階段を息を切らせて上り、横浜山手西洋館「花と器のハーモニー2023」外交官の家での次期御家元池坊専好様の”出会い”をテーマとされた装花を拝見してまいりました。

洋館でありながらも和の温もりのあるそれぞれの部屋に、大倉陶園の食器などにも合わせて、緑の葉や紫陽花、撫子、桔梗などの和花を中心とした美しいいけばなが飾られていました。

窓から差し込む雨上がりの日差しに映えて美しく、ゆったりした時間を過ごすことができました。(会期は6月11日まで)

翌日は立花新風体のお稽古でした。主に決めた紫陽花からいけはじめそうなところ、森先生から、まずは縞菖蒲から構築するという課題をいただきました。

その中に、紫陽花はあえて色味があまりついていないものを一輪だけにして、白いふわふわなチンシバイと重ね、光の滴のようなキソケイも足して。と、楽しくなってきました。

前日の雨上がりの花散歩を思い出すような、立花新風体になりました♪

はななす

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